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ケロイドが発生する力学的メカニズムの解明

ケロイド発生メカニズムに関する研究 1

ケロイドは胸部や肩に生じることの多い病変です。
外傷によって生じたキズアトがケロイドに変化する場合が多いですが、
何の誘因もなく突然に発症する場合もあります。
手術を行って切除してもすぐに再発するので、治療するのが難しい疾患のひとつです。

ケロイド発生メカニズムに関する研究 2

皮膚には線維芽細胞(Fibroblast)と呼ばれる細胞が含まれています外力が作用すると
これらの細胞は活性化し、膠原線維(コラーゲン)を分泌します。
こうして分泌されたコラーゲンが蓄積することが、ケロイドの原因と考えられています。

ケロイド発生メカニズムに関する研究 3

このように、皮膚に作用する外力がケロイドの形成には大きく関係します。
したがって、身体の動きに伴って皮膚にどの程度の応力が発生するかを評価すれば、なぜケロイドが発生するのか、そして効率的に治療を行うにはどうしたら良いのかが解明することができます。
まず、実際に患者さんを撮影することにより得られたCTデータ やMRIデータを元にして、3次元力学モデルを作成します。

ケロイド発生メカニズムに関する研究 4

3次元力学モデルに対して適切に設定した力学負荷を加えれば、
呼吸や体動に伴って皮膚のどの部分に強い応力が発生しやすいのかを評価することができます。

ケロイド発生メカニズムに関する研究 5

皮膚に発生する応力を分析することで、ある形状を有するケロイドが、次にどのような形になるのかを予測することができます。
またケロイドは、両側に二股となっている特徴的な形態をとることが多いのですが、なぜこのような形態をとりやすいのかを説明することができます。

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慶應義塾大学 形成外科 医学-工学 研究グループ

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